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薬師如来坐像

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薬師如来坐像(県指定文化財)

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川の下集落の北側旧道(三国街道田上線)沿いの山の中腹の高台に、平安時代後期の木像で、藤原仏の典型的な作例と言われる『薬師如来坐像』が不動堂という小さなお堂に安置されていた。

ところが、平成12年7月15日の集中豪雨による土砂崩れで、このお堂はつぶされ、仏像は外にほうり出されてしまった。

お堂は改修不能になり、仏像は辛うじて難を逃れ、大壊しないですんだが、安置場所のお堂がなくなったため、現在は川之下公民館に安置されている。

この仏像は、昭和43年3月、県の文化財に指定されている。
像高85cmでなかなか堂々とした仏像である。

この木像は、もとは『堂屋敷』の一寺に安置されていたものが、何かの異変で外へ移され、転々と居を替え今まで不動堂に安置され、間借りをしていたということである。

なお、このお堂には、本来の家主である『不動明王立像、十一面観音坐像(2体)、地蔵菩薩坐像』の4体が安置されていた。

したがって、このお堂を「不動堂」と呼んでいた。

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不動明王立像の頭部

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