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ワクチン接種後の副反応について

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ワクチンによる副反応について

予防接種は、重症化することのある病気(感染症)をあらかじめ予防する有効な手段です。
しかし、この予防接種の後に、熱が出たり、機嫌が悪くなったり、はれたり、しこりがでたりすることがありますが、そのほとんどが2~3日で自然に消えてしまいます。
このような好ましくない変化を副反応と言います。

予防接種後、一定の期間のうちに副反応が起こることがあります。
また、予防接種と同時に他の感染症が重なって起こることもあります。

一般的な副反応の症状は、次のようなものがあります。

不活化ワクチンによる副反応

接種部位の腫れ、発赤・紅斑や痛みがみられます。また、じんましん等のアレルギー症状や発熱などが起こることがあります。

不活化ワクチン

B型肝炎、Hib感染症、小児肺炎球菌感染症、4種混合、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス、季節性インフルエンザワクチンなど

生ワクチンによる副反応

通常、発熱などの副反応が起こることは稀ですが、弱毒したウイルス・細菌等による感染症状が現れることがあります。

生ワクチン

ロタウイルス、BCG、麻しん風しん、水痘、おたふくかぜワクチンなど

mRNAワクチンによる副反応

接種した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等が現れることがあります。
稀に起こる重大な副反応としては、ショックやアナフィラキシーがあります。また、ごく稀ではあるものの、心筋炎や心膜炎を疑う事例やギラン・バレー症候群が報告されています。

mRNAワクチン

新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社・モデルナ社)

もし副反応が起こったときは

予防接種を受けたあと、副反応がでたと思ったときは、接種医またはもよりの医療機関で必ず診察を受けてください。
また、定期の予防接種による副反応で医療費を要した場合、後遺症が残った場合、死亡した場合などは国がその被害を救済することになります(予防接種法による救済制度)。

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